ビジネスマナー>敬語の種類と使い分け

言わずもがな。敬語には3つの種類がある。
尊敬語、謙譲語、丁寧語である。
知ってはいるが使い分けられない、という人のために、
いくつか例をご紹介しようと思います。

敬語は、話し手、聞き手、話題の中の人の立場によって、
使用する敬語が違います。
敬語を上手に使うという事は、相手に敬意を示す以上に、
自分の品位も表れ、相手に与える印象がかわってきます。

1、尊敬語
主語は相手。相手の動作・状態を敬う言葉です。
　接頭語（御社・ご感想等）
　接尾語（○○さま等）
　代名詞（あの方等）
　尊敬動詞（めしあがる・いらっしゃる等）
　助動詞、補助動詞（れる・られる等）
　例）部長がご連絡なさいます。

2、謙譲語
主語は自分（自分側の人）。
自分がへりくだる事により、相手を敬う言葉です。
要するに、自分側の人間が動詞の主語の場合に使われます。
　接尾語（弊社等）
　接尾語（わたくしども等）
　代名詞（わたくし等）
　謙譲動詞（申します・伺います等）
　補助動詞（させていただく等）
　例）私がご連絡致します。

3、丁寧語
自分の品位を保つ為に、言葉自体を丁寧にする言葉です。
　接尾語（お水等）
　丁寧な助動詞（さようでございます等）
　言い換え（こっち⇒こちら・今日⇒本日等）